「メールカウンセリング」ってなに?どんなもの?
私の運営しているカウンセリングルームでは、
メールカウンセリング というカウンセリングも行っています。
そこで、今回は、メールカウンセリングについてご紹介いたします。
メールカウンセリングって何だろう?
どんなことを相談したらいいんだろう?
と疑問をもっている方はぜひ、参考にしてみてください。
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メールカウンセリングとは?
文字通りとなりますが、「メール」機能を用いた非対面のカウンセリングサービスとなります。
24時間いつでも相談内容を送れるカウンセリングルームも増えています。
文章を用いて行うカウンセリング方法となり、メリット・デメリットがありますので
それぞれご紹介していきます。
メリット
1.好きな時間に相談ができる
特に仕事がある方や、子育て中の世代では、本当に大事な用事以外で休むことが
難しい場合が多々あると思います。
メールカウンセリングでは、隙間時間を使って、相談内容を送れるので
時間があまり取れない方でも気軽に利用できます。
2.書くことで情報を整理できる
何かを覚えたい時、書いたほうが覚えるということもあるかと思います。
書くことで、ご自身の中にある感情が整理されていき
本当の気持ちが分かったり、伝えたいことが見えてきたりします。
3.記録に残るので、いつでも見返すことができる
ふと過去の感情を味わうことがあったり、似たようなことに出くわすことはよくあります。
そんな時に、過去のこの時の自分はどう解決したんだろうと、
後から振り返ったりすることができるので、お守り代わりにもなります。
4.口頭での会話が苦手な人は利用しやすい
口頭で会話をするのに、頭の中がぐちゃぐちゃになってしまって
「いいたいことを言えなかった・・・」となる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にとっては、口頭では伝えられない思いを伝えられる手段となります。
デメリット
1.リアルタイムで返信をもらえない
メールカウンセリングは、24時間の受付はしてもらえますが、
リアルタイムの時間でカウンセラーからの返信はもらえません。
LINEの既読が気になる方には、少し不向きといえるかもしれません。
しかし、「受信後、〇〇時間以内にご返信いたします」と記載をしている
カウンセリングルームもありますので、返信の時間が気になるなぁという方は
各カウンセリングルームのホームページ等を確認してみてください。
ちなみに、私の運営しているカウンセリングルームでは、
相談メール受信後、翌営業日の48時間以内にご返信しております。
2.文章のみなので、しっかりとした相互理解が難しい
メールカウンセリングは、文章のみでのカウンセリングとなりますので、
相談者様の表情や声色を確認しながらご相談を聞くことができません。
カウンセラー自身も、しっかりと文章にある背景を考えながら返信していますが
文章というものは、相手によって受け取り方が異なる性質を持っているため
対面よりは相互理解が行き届いていない場合もあります。
そんな時には、ご相談者様のほうから、意味の取り違いを訂正することも必要になってきます。
安心してご利用いただくために
カウンセリングについて、よくある不安の一つに
「相談したことが身近な人に漏れたらどうしよう」という思いがあります。
カウンセラーには守秘義務があり、個人情報はもちろん、ご相談いただいた内容を
第三者へ口外することはありません。
しかし、自傷他傷の恐れがあるとカウンセラーが判断した場合には
通告義務があるため、関連機関へご相談させていただくこともあります。
ただし、その際にも、相談者様には事前にお話しをさせていただきますのでご安心ください。
最後に
現代では様々な働き方が増えており、何かを選択するにも選択肢が増えたことで
自由になる一方、不安・悩みを抱えることも増えてきています。
身近な人だから話せない・解決できないほど悩んでいる等、不安や悩みを抱えている方は
ぜひ一度、カウンセリングを利用してほしいと思っています。